オリジナル音響システム
「odessa」(オデッサ)プロモーションムービー 制作秘話!
テアトルシネマグループのオリジナルカスタムメイド音響システム「odessa」は、2021年にヒューマントラストシネマ渋谷に誕生し、現在、テアトル新宿、シネ・リーブル梅田、シネ・リーブル神戸に導入され、その圧倒的な迫力でお客様を魅了しています。
昨年末に公開され話題を呼んだプロモーションムービー「odessa feel the vibration!」を制作した商品開発室の小西、蒲(かば)、に話を聞きました。
ー 「odessa」の意味を教えてください。
小西)optimal design sound system(+α)を略した言葉で、「劇場ごとに最適化されたサウンドシステム」を意味します。広帯域で繊細な再生音、体で音圧をつかむような感覚、包み込まれるような音の広がりが特徴で、上映作品の魅力を最大限に引き出すことができます。 テアトル系映画館はスクリーンの大きさ、構造が各館で違うので、それぞれの特色に合わせて、最適な音響システムをカスタマイズしています。例えばテアトル新宿では音にぐるっと取り囲まれるような感覚になります。他社シネコンにも様々な音響システムがありますが、ミニシアターでは当社が先駆けになると思います。
ー プロモーションムービーに、世界的に活躍されているヒューマンビートボクサーのSHOW-GOさんを起用されました。
蒲)odessaをアピールするのに何か面白いアプローチをかけたいと思い、ヒューマンビートボックスに注目しました。SHOW-GOさんは、独特の世界を持ち発信し続けているアーティストで、テアトルとの親和性も高いと思います。
ー SHOW-GOさんのパフォーマンスや不思議なカメラワークがとても斬新です。プロモーションムービーの制作にあたって印象に残ったことはありますか?
小西)彼の手が“スクリーンから飛び出してくるように見えるシーン”がありますが、実はCGではなく、3Dプリンターで制作された客席のミニチュアの箱にカメラを設置し、箱の後ろ側でSHOW-GOさんがパフォーマンスする様子を撮影したものです。カメラワークの工夫が面白かったですね。撮影には6時間を要しましたが、あっという間に感じました。
蒲)現実と非現実を行き来する映画館という空間で、SHOW-GOさんのパフォーマンスによってサウンドシステムの魅力を最大限に実感いただける作品になっています。ぜひ劇場でご覧ください!
<動画URL>
https://youtu.be/gtOZiMETvYM
<odessa 公式HP>
https://odessa-ttcg.jp/
■作品名
「odessa feel the vibration!」
■出演
SHOW-GO / ヒューマンビートボクサー
■監督
TSUJI TAKAFUMI
■レコーディングエンジニア
兼重哲哉(Tetsuya Kaneshige)
<プロモーションムービー 公開劇場>
Odessa仕様での音響でお楽しみいただけるのは、テアトル新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル梅田、シネ・リーブル神戸の各odessaシアターとなります。
「ぜひ劇場で体感してみてください!」(小西・蒲)