社長メッセージ

平素より株主の皆様には、格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

当社グループは現在、「プロデュースカンパニーへの革新」をテーマに、映像関連事業における制作・配給ビジネス、飲食関連事業における中食・卸売りビジネス、不動産関連事業における中古マンション再生販売ビジネスといったように、人財のパフォーマンスを最大限に発揮できる事業の収益拡大を目指しております。

制作・配給ビジネスでは、ミニシアター系作品に加え、全国公開規模の大型作品を手掛け、配給収入の拡大のみならず、配信等の二次利用収入の実績を少しずつ積み上げております。

中食・卸売りビジネスでは、セントラルキッチンを活かし新商品の開発を推進しており、巣籠もり需要が伸長したコロナ禍の中で成果をあげることが出来ました。

中古マンション再生販売ビジネスでは、今後の市場拡大が期待できる関西地区に支社を設立するなど、営業エリアの拡大を推進しております。

以上のビジネスを当社では「ヒューマンリソース型ビジネス」と総称し、映画館や飲食店、不動産といった「固定資産所有型ビジネス」を核としながら第二の成長事業として育成を続けております。

原材料価格や光熱費の高騰が逆風となってはおりますが、こうしたコスト増を吸収する仕組みを構築することと合わせ、営業利益率の向上と安定したフリーキャッシュフローによる財務体質の健全化を推進してまいりますので、株主の皆様におかれましては一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。